
5/6は朝早くから"本"の付かない方の厚木駅に向い、そこからこの日は大山を目指します。大山のケーブルカー乗り場に着くまででさえかなりの道程となるわけですが、まあすぐそばに見えてるから行っちゃおうかと。厚木から見ると結構高い。毎回の行脚で愛宕神社が高いところにあるから嫌だとか言ってるけど、ここの神社はそんなもんじゃない。何でも大昔伊豆半島が海のかなたからやってきて日本にぶつかったときに盛り上がったのが丹沢の山々なんだそうで。。。マメ知識だよ!ではこれより関東一人旅連合ひとり緊急集会を行なう。厚木駅朝6時だよ!
さて相模川を渡りまして、厚木の渡し場跡に来ました。渡辺崋山の記念碑などもあるけど、わたしの目を惹くのはどうもこんなヤツ。どういう状況なんだかわかりません。

6:30厚木神社で旅の安全を祈願。蚤の市があるらしく人出が多い。南下して厚木熊野神社でまた安全祈願。ここには崋山「厚木六勝図」熊林の暁烏(ゆうりんのぎょうあ)を記念する碑があったけれども、わたしの目を惹くのはどうもこんなヤツ。全国どこに行っても消防団のシャッター絵は面白いものが多い。時間が早かったり遅かったりしないと開いちゃってて見られないこともあるが。この手の画像も結構一杯になってきたと思うからそのうちギャラリーでも作りますか。


時刻そろそろ9時。行く手には雄大な大山が見える。けど、わたしの目を惹くのはどうもこんなヤツで。

店の名も「だんごや」とフルッテル。時間早くて開いてなかったけど。
…え?なんか風情が無い?そうですか?わたしにはこういうものも道端の道祖神も雄大な山々も皆同様に旅情を誘うものたちなのですが…。そうですね、人生終わりに近づいてますから何でも受容できるようになってきたんでしょうね。先を急ぎましょう。老い先も短いようだし。

なんつっといてまたこんなのに目が惹かれてしまうんですねえ。要するに死ぬまでこんな感じって事ですか。10:00、子安神社。愛甲石田です。

神社の木陰で足にバンテリン塗って休憩。まだまだ今日という日は続きます。再び歩き出します。東海大学病院の辺りで大山をパチリ。


へへへ、まだだよー。まだ寄り道してくんだよー。と言うわけで式内社高部屋神社に寄ってみました。社宝の鐘は県立神奈川博物館に貸し出し中…。これはこの間見に行った特別展「神奈川の神道美術」のための貸し出しでは。うーん、見たのかなあ、俺。そうこうするうちにもう伊勢原ですね。大田道灌公のお墓参りです。

普済寺、咳止め地蔵など訪れるとそろそろお昼。道は心なしか傾斜がきつくなっていくようです。石倉橋の道標の辺りから山道の風情は強まって。6-7年ばかり前にふもとから登山したときの記憶も何となくよみがえってきたような気がします。そろそろ腹ごしらえをしなくてはと思っていると蕎麦屋発見。なめこおろし蕎麦大盛りを頼んだら、おお、確かに大盛り。

まあ完食しましたが。食べ過ぎも良くないですよね。神聖なお山にゲロしちゃまずい。13:30、比々多神社。ここでこないだ仙台で買ったデジカメ落とす。この日はちゃんと動いてたけど、後日になって液晶ディスプレイにひびが入ってたことが判明しました。

そしてやっと登山口についたら午後3時。そしてわたしの目を惹いたのは…

旅情感じますよね?さてここから、ケーブルカーには乗らずに歩いて登るのですが、相当くたびれてますので、男の癖に女坂を登ります。道しるべに「らくらく女坂」とか書いてますけど、女坂だってらくらく登れるというほどじゃない。何度も休みながらヘタレ登山の末、大山寺に到着。ここは初訪問です。

さらに登って16:00、阿夫利神社下社到着。頂上まではさらに時間が掛かるゆえ、残念ながら今日はここまでです。さようなら皆さん。

でも実はケーブルカーで下山してから後、秦野の方へずんずん歩いて、伯母様のバス停を見たり、ダイドーの自販で初めて当たりが出たり、三宮比々多神社に寄ったりして最後鶴巻温泉の陣屋で打ち上げやったりしたけど、省略。